ダイエット精神を捨てる12の理由
英語のハフポストの記事です。
ダイエットで食事制限をしても、最終的にはうまくいかないと言っています。短期的には体重が減るかもしれませんが、長期的に有害な可能性がある理由を示しています。
いくつかを意訳してみます。
・意志の力で食事制限を続けたとしても、わたしたちの身体は体重減少に抵抗します。ダイエットを飢餓とみなし、食欲などを調節するホルモンが変化します。
・わたしたちの体には、いつ何が必要か内部から知らせる知恵が備わっていますが、食事制限により体に必要なものから遠ざける可能性があります。
・ダイエットをすると、過食を起こしやすくなります。体が飢餓を覚えたとき、最も早く確実なエネルギーになる炭水化物を欲し、これが暴食サイクルの引き金になります。
・ダイエットは食べ物を「良いもの」「悪いもの」とみなすことがあります。これは特定の栄養素を遠ざけ、また罪悪感をもたらすことがあります。
・食事療法が失敗すると、自分の失敗と感じてしまいます。そして自分を責めたり、またやり直すことを誓ったりします。
・ダイエットは摂食障害のリスクになります。
摂食障害にならなくとも、食事が混乱する可能性があります。強迫的な運動は副作用の一つです。
・ダイエットは、やせているのが良いという誤った考えを増強します。
・減量や食事制限より、健康的な行動こそが健康をもたらします。楽しく運動して楽しく食べることが気分を良くします。完璧な食事のようなものはありません。
・直感的に食べることを学ぶことは大切です。自分の身体を信頼することです。
・ダイエットをやめると、もっと自信がつきます。ダイエットには、「目標の体重になったら本当の人生が始まる」というような微妙な考えがひそんでいます。
・ダイエットを重視しすぎると、そのために他人との関係を遠ざけて人間関係が崩れる可能性があります。ダイエットに割く時間とエネルギーを、友人や家族のために使うほうがよいのでは。
・自分の身体に対して、こうあるべきといった固定した形を想定するのをやめましょう。
自分を罰したり制限したりするのではなく、敬意をもって扱い、健康な関係を持ちましょう。