触法精神障害者 Wezzyの記事より

wezz-y.com

 

この記事は比較的粗暴な犯罪を犯した精神障害者を念頭に置いた記事にもみえますが、摂食障害と万引きにも無縁ではありません。

 

万引きは通称であり、窃盗罪です。軽犯罪ではなく、10年以下の懲役または50万円以下の罰金です。

 

北九州の女子医療刑務所では瀧井正人先生が専門的に摂食障害患者の治療も行っていますが、多くの刑務所では難しいでしょう。

 

犯罪をして裁判を受け、精神治療が必要だとして精神科病院に入れば、犯罪者であろうが精神科患者としてのみ扱われることの限界が上の記事には書かれています。

 

欧米では長い歴史の中で触法精神障害者の問題について考えられ、専門的な治療施設があるそうですが、日本ではまだまだです。

 

摂食障害者の万引きですが、病気による思考の変容で行動倫理への認知が正しく働いていないことはあるでしょうが、病気の回復過程で加害者性に気付くことも必要です。それも摂食障害の回復に必要な成長の一つですし。

 

あらゆる障害、犯罪に個々のプログラムをというのは追いつきそうにありませんが。