2021 摂食障害全国基幹センターの動き

厚生労働省 障害保健福祉関係会議資料 令和3年3月12日:主管課長会議資料より

 

「令和3年度からは、現在の摂食障害全国基幹センターを「摂
食障害全国支援センター」と改称し、4自治体に設置されている支援センタ
ーに加え、摂食障害の治療を行っている全国の医療機関をサポートする役割
に変更し、その一環として、拠点が未指定の地域において医療従事者向けの
治療研修を実施することとしたので、各自治体におかれては、摂食障害の治
療を行っている医療機関に対して研修実施の周知方お願いする。
また、拠点の選定要件について、令和3年度から現行の「精神科、心療内
科」のほかに、「小児科」を加え、「救急医療体制が整備された」から「救急
医療体制と連携がとれている」に変更し、「総合病院」ではない医療機関
拠点となれるよう要件緩和を行うので、各自治体におかれては拠点の選定を
お願いする。
また、第7次医療計画において、「疾病・事業及び在宅医療に係る医療体
制について」(平成 29 年3月 31 日付け医政地発 0331 第3号厚生労働省医政
40
局地域医療計画課長通知)の別紙「疾病・事業及び在宅医療に係る医療提供
体制に係る指針」中「精神疾患の医療体制構築に係る指針」に基づき、地域
の実情を踏まえて、摂食障害に対応できる医療機関を明確にすることが求め
られているところであり、「摂食障害治療支援センター設置運営事業」での
多職種・他科連携や研修、摂食障害に関する知識・技術の普及啓発に係る取
組等を参考にしつつ、全都道府県において摂食障害の医療連携体制が構築さ
れるよう本事業の活用による体制の整備をお願いする。
併せて、各自治体におかれては、摂食障害に関する診療や家族等からの相
談対応、教育現場での研修や普及啓発を行っていただくようお願いする。」

 

資料6-2 11/58から 12/58 図表15/58-16/58

 

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