読書メモ ボディイメージとボディスキーマ
第Ⅰ部 第3章 「ボディイメージ」から見た摂食障害の心の世界
鍋田恭孝
「ボディスキーマ」とは生理的構成概念である。さまざまな身体感覚からの相互作用からなる。身体の周囲の空間まで拡大しているとも言われる。
生理的神経学的な身体図式に相当
「ボディイメージ」とは、自分の身体像を意識的に認識したもの。自分自身の心に描いている身体像ともいえる。
文化的影響、対人関係の影響、身体の特徴、個人の属性、身体との内面的な会話、関与する情動、これらに対する本人の反応、さまざまな現実的な出来事など多様な要因から形成される。
さまざまな体験から形成される自身の身体への主観的なまとまったイメージ
情動や評価が強く伴っている
「ボディスキーマ」と「ボディイメージ」→ボディマップ