非構造的ダイエットと摂食障害

「どのようなダイエット行動が摂食障害傾向やBinge Eatingと関係しているか?」と題した報告があります。(松本 聰 子* 熊野 宏 昭* * 坂 野 雄二 * *)

 

構造的ダイエット行動とは、簡単に言うとゆっくり体重を減らしていこうとするもの。(甘い物やカロリーの高いものを避ける、食事や間食を少なめにするなど)

 

非構造的ダイエット行動とは、急激に体重を減らそうとする行動。(低カロリー食品ばかり食べる、下剤を使用する、食事を抜かすなど)

 

当然といえば当然なのか、非構造的ダイエットの頻度の高さが摂食障害に関連あり。

 

Binge Eatingになってしまえば罪悪感から絶食などの非構造的を生み、それがまだBinge Eatingをもたらすことはまだ仮説とは書いてありますが、3食きちんと食べるとダイエット行動や気分も改善されることは報告されています。