スポーツと摂食障害

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90年代に米国スポーツ医学会が「摂食障害」「無月経」「骨粗しょう症」という三つの問題を取り上げ、「女性アスリートの三主徴」と定義したそうです。

20年以上前から問題になっていたということです。

記事に紹介されているのは川原貴・女性アスリート健康支援委員会会長。

激しく運動したのに十分な食事を取らないと、体が利用できるエネルギーが不足し、無月経に陥りやすい。無月経になると、骨を丈夫にする女性ホルモンエストロゲン)の分泌も抑えられ、骨粗しょう症にもなりやすい。現在は摂食障害を伴うかどうかにかかわらず、密接に関連する「利用可能エネルギー不足」「無月経」「骨粗しょう症」を「三主徴」と呼び、警鐘を鳴らす。」

 

スポーツが第一で取り組んでいるときには無月経などむしろラッキーくらいに思っているのかも知れませんが、長い人生を考えると取り返せない影響がでてくることにその時は気が付かないのですよね。

 

自分も生理なんてうっとおしいだけと思っていましたが、生理があったおかけで骨粗鬆症にならずに済んでいたことがわかったり、閉経に近づく今になって女性ホルモンのおかけでそれなりに健康が保たれていたのだと感じています。

 

10代だとまだ考えや知識が未熟で先のことまで見通せないのでしょうが、スポーツするしないにかかわらず、少なくとも知識を十分に与えることは必要です。