リカバリーパレードについて
リカバリー・パレード「回復の祭典」とは | リカバリー・パレード「回復の祭典」
毎年各地で「リカバリーパレード」というものが行われています。依存症、精神障がい、生きづらさの病気・困難からの回復についてアピールするデモ行進です。
「社会の偏見を取り除くのは回復者自身の責任である」 ~ウィリアム・L・ホワイト(上記HPより引用)
依存症や精神障害のスティグマを取り除くには、当事者自身が動くしかないのは理解します。私自身も一昨年一度新宿のパレードに参加し、その他事務作業を手伝うことがあります。
ただ参加した際の実感として、「見ている人は意味不明だろうな」とは思いました。
「依存症や精神障害は回復するよ」と言いたいのは、比較的伝わりそう。
でもパレードでいかにも精神障害っぽい動きをしている人がいたりすると、「ヤバイ人たち」という印象も受け取られそう。
たくさんの警察官に先導され急がされて歩いても、通り過ぎる人は何だかわからないだろうと思いました。
以下のツイートは労働組合のデモについて述べたものですが、リカバリーパレードにも当てはまると思いました。(私はデモ行動自体には力があってほしいし、抑制する条例などには反対です)
なんのためのデモなのか、誰に見せたいデモなのか、デモを見た人になにを受け取ってもらいたいものなのかを議論しないまま、「毎年いつもこの時期にやっている恒例のデモ」になっていないか。
— yamada shingo (@syashingo) April 7, 2019
デモの効果どうやって測定するのかを考えながらやらないと「また労組のデモで道が混む」反応になっちゃう。 https://t.co/R7hifSRClq
日本労働弁護団「職場を変える秘密のレシピ」適切な戦術を選ぶより。https://t.co/64ysWPvWS7 pic.twitter.com/LIubDBXzF3
— yamada shingo (@syashingo) April 7, 2019
一度一か所のリカバリーパレードに参加ただけで、今後このパレードを良くするために関わろうという気をなくしているので、直接提案はしませんが。