トラウマインフォームドケア メモ
日本評論社 野坂 祐子 (著)
支援者向けの本ではあるが、公衆衛生レベルでトラウマとその影響について誰もが知っておくべきことがあることを改めて認識。アディクションの自助グループでは深刻なトラウマのある人も多く、そこでトラウマ再演の加害者にならないためだけのためにでも読む必要はあった。
第13章 トラウマインフォームドケア(TIC)は正論だとわかるけど抵抗を感じるとき、できていないと言われている気がするとき、について書かれている部分に希望を見る。職員同士でまずトラウマ(の影響があるのではないかと考える)メガネをかけ、お互いにアファメーションし、責めるのではなく「何がおきているのか」考える。
想起したのは沢渡あまね氏のコミュニケーション本。
新刊はまだ買っていないけど、通じるものが書いてありそうと予想。