こころの科学 196 特集:臨床家のほめる技術 メモ

 

こころの科学 196 特集:臨床家のほめる技術

こころの科学 196 特集:臨床家のほめる技術

 

 「ほめる」の諸相

何を、なぜ、どうほめるか

ポジティブ心理学からみた「ほめる」/脳科学からみた「ほめる」

臨床家にとっての「ほめる」/「ほめる」こととリフレクティング

 

臨床現場で「ほめる」

学校/児童精神科/産業臨床/感情焦点化療法/対人関係療法/行動療法/動機づけ面接/コーチング/ほめることの不可能性

 

・感情焦点化療法における「肯定」

 「肯定」(affirmation)という関係性的介入

 4つの「肯定」

 1 「関係的肯定」無条件の肯定。一人の人間に対する敬意、大切にする気持ち、そしてその世界にふれることを許される特権を持つことに対する感謝など 

   2 「成長と自己実現へと向かう意志と姿勢の肯定」 痛みに耐え、結果をだせなくともなんとか乗り越えようとする努力と意志を肯定する

     3 「体験の肯定」 ネガティブな感情も間違ったことではないだけでなく、大切なことであると共感的理解の姿勢を超えて積極的に伝える

   4 生きてきた道程、喜びや苦しみも含めてそれれらすべてに意味があることを伝え、それをまっとうすることにに敬意を示すこと