「ギャンブル等依存症に関連すると考えられる多重債務問題に係る相談への対応に際してのマニュアル」更新 3/8

摂食障害は行動嗜癖とも言われ、嗜癖---依存つながりで依存症関連にも関心があります。

3月8日、金融庁消費者庁が「ギャンブル等依存症に関連すると考えられる多重債務問題に係る相談への対応に際してのマニュアル」を更新しました。 

以下、金融庁HPより

https://www.fsa.go.jp/policy/kashikin/gambling/20190308/001.pdf

ギャンブル等依存症について
「ギャンブル等依存症」に相当する医学上の疾病分類としては、「DSM-5」にお
ける「ギャンブル障害」が挙げられます。「ギャンブル障害」の診断基準については、
「DSM-5」において、以下のように設定しています。
A 臨床的に意味のある機能障害又は苦痛を引き起こすに至る持続的かつ反復性の問題賭博行為
で、その人が過去12ヶ月間に以下のうち4つ(又はそれ以上)を示している。
① 興奮を得たいがために、掛け金を増やして賭博をする要求
② 賭博をするのを中断したり、または中止したりすると落ち着かなくなる、またはいらだつ。
③ 賭博をするのを制限する、減らす、または中止するなどの努力を繰り返し成功しなかったこ
とがある。
④ しばしば賭博に心を奪われている(例:過去の賭博体験を再体験すること、ハンディをつけ
ること、または次の賭けの計画を立てること、賭博をするための金銭を得る方法を考えるこ
と、を絶えず考えている)。
⑤ 苦痛の気分(例:無気力、罪悪感、不安、抑うつ)のときに、賭博をすることが多い。
⑥ 賭博で金をすった後、別の日にそれを取り戻しに帰ってくることが多い(失った金を「深追
いする」)。
⑦ 賭博へののめり込みを隠すために、嘘をつく。
⑧ 賭博のために、重要な人間関係、仕事、教育、または職業上の地位を危険にさらし、または
失ったことがある。
⑨ 賭博によって引き起こされた絶望的な経済状況を免れるために、他人に金を出してくれるよ
う頼む。
B その賭博行動は、躁病エピソードではうまく説明されない。

 

本人家族の相談先として、次のような窓口があります。


《借金の問題を相談する窓口》
○消費者ホットライン 「188(いやや!)」(局番なしの3桁番号)
※ どこへどのように相談してよいか分からないときは、ひとまず「188」へお電話
ください。
※ 原則、最寄りの市区町村の消費生活センターや消費生活相談窓口などをご案内しま
す。相談できる時間帯は、相談窓口により異なります。
http://www.caa.go.jp/region/shohisha_hotline.html
○多重債務者向け無料相談窓口(各地方ブロックの財務局内)
※ 専門の相談員が借入の状況などをお聞きし、必要に応じて専門家をご紹介します。
http://www.fsa.go.jp/soudan/index.html

○法テラス・サポートダイヤル 0570-078374(おなやみなし)
IP 電話からは 03-6745-5600
平日 9:00~21:00 土曜日 9:00~17:00(祝日・年末年始を除く)
※ 法的トラブルでお悩みの方のお問い合わせに応じて、法制度や相談機関等をご紹介
します。
http://www.houterasu.or.jp/

○公益財団法人日本クレジットカウンセリング協会 0570-031-640
月曜日~金曜日 10:00~12:40、14:00~16:40(祝日・年末年始(12/28~1/4)を除く)
※ クレジットなどを利用して借金の問題を抱えた方に無料で電話相談やカウンセリ
ングを実施しています。また、希望により、無料で債務整理や家計管理の改善を支援
しています。
http://www.jcco.or.jp/debt/hotline/
日本貸金業協会 0570-051-051
月曜日~金曜日 9:00~17:00(祝日・年末年始(12/29~1/4)を除く)
貸金業法に基づいて設立された自主規制機関であり、貸金業に関連する借入や返済
の相談に対して、公正中立な立場からカウンセリングや家計管理の支援をしています
(相談の受付は無料です。)。
http://www.j-fsa.or.jp/personal/contact/index.php

全国銀行協会カウンセリングサービス 050-3540-7553
予約日時 月曜日~金曜日(祝日・銀行の休業日を除く)、午前9時~午後5時
(予約必須)
相談日時 月曜日、火曜日、木曜日 10:00~12:00、13:00~17:00
水曜日、金曜日 10:00~12:00、13:00~19:00
(祝日及び銀行の休業日を除く。)
※ 返済にお困りの個人のお客さまを対象に、「カウンセリングサービス」を実施して
います(相談は無料です。)。
https://www.zenginkyo.or.jp/adr/counseling/
弁護士会(各地の弁護士会相談窓口)
※ 各地の弁護士会で法律相談を受け付けています。相談できる時間帯などは、地域に
より異なります。
https://www.nichibenren.or.jp/contact/consultation.html

○各地の司法書士会一覧
※ 各地の司法書士会で法律相談を受け付けています。相談できる時間帯などは、地域
により異なります。
http://www.shiho-shoshi.or.jp/association/shiho_shoshi_list.php


《保健・医療関係の機関》
精神保健福祉センターや保健所では、医師や精神保健福祉士などの専門職が、本人や家
族の相談に対応しています。

都道府県及び政令指定都市精神保健福祉センター
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/mhcenter.html
●保健所
http://www.phcd.jp/03/HClist/
《ギャンブル等依存症の支援団体》
次に掲げる支援団体では、本人や家族の相談を受けています。
公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会 03-3555-1725
http://www.gamblingaddiction.jp/
NPO 法人全国ギャンブル依存症家族の会 090-1404-3327
http://www.gdfam.org/index.html


自助グループ
問題を抱えた人同士でつながり、経験を共有することなどを通じて、回復を支援してい
ます。なお、身近に自助グループがあるかどうか等につきましては、まず、お住まいの市
区町村、精神保健福祉センター、保健所等にお問い合わせください。
●GA 日本インフォメーションセンター【当事者】 046-240-7279
電話応対は毎月第二土曜日と最終週の日曜日 11:00~15:00 です。
http://www.gajapan.jp/
●一般社団法人 ギャマノン日本サービスオフィス【家族・友人】 03-6659-4879
毎週月木曜 10:00~12:00(年末年始除・祝日対応)
http://www.gam-anon.jp/