クレプトマニアについて・・・万引きGメンの立場から

摂食障害とクレプトマニアの関連については、精神科医の間でも賛否両論のようです。

摂食障害でクレプトマニアであると診断されて、裁判の刑を猶予されるということを記事では問題にしています。

 

薬物依存の場合でも「刑罰より治療を」という考え方が広まっており、他者に迷惑や害を及ぼしたのでなければ治療をすすめた方が効率が良いのは確かでしょう。

 

しかし万引き=窃盗は明らかに他者を害しており、その罪への責任能力と病気の診断は弁護士や精神科医の考え次第にもなりかねません。

早期に治療を開始できるのは良いことでしょうが、摂食障害からの回復には人間としての成長が必要で、その中には社会人としての責任を担うことも含まれると個人的には考えています。

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